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2007.5.2 地球温暖化は、待ったなし 尼崎市の臨海西部(地図参照)はもともと神戸製鋼所等が操業していたところですが、大震災のあと兵庫県と尼崎市が用地を買収し、復興拠点として整備計画を立てました。しかしその計画は破綻し、その後に「21世紀の森構想」と位置づけられ、都市計画も変更されました。 今年3月までの「地区計画」では、次の機能を位置づけていました。 @樹木を植え100年後に森をつくる「緑地地区」には、自然の回復・再生を A大規模商業施設を誘導し、公共公益機能等をもたせる「まち交流拠点地区」は人の交流を B企業立地を推進する「産業育成支援拠点地区」は、産業振興を です。 つまり、Aの「まち交流拠点地区」は、工場立地ができない地区にしていました。 @、Bは計画通り取り組まれているものの、Aは大規模商業施設の立地はまだ進んでいません。 都市計画を変更して、「まち交流拠点」に工場立地できるようにするのは、当初の21世紀の森構想の考え方、大きく分ければ三つの機能で調和するまちづくり構想が、端的にいえば「緑地と工場」の機能に変化してしまうわけで、問題があると考えます。 私は、森づくりを柱にした臨海西部の中の「まち交流拠点地区」の土地利用としては、まさに持続可能な地球環境の保全のために使うよう最大限の努力をすべきであったと考えます。 地球温暖化問題に取り組む拠点として、例えば、関東圏に次いで人口集中と産業が集積している近畿地方としての取り組みのため、近畿知事会議でその土地を購入してもらうとし、地球温暖化問題に取り組む機能を導入する、そうすれば世界に向けた発信の拠点になるではないか、県知事にそういう働きかけができるではないかと提案し、こうした検討をしてこなかった当局には「努力が足りない」と姿勢を批判しました。 都市計画の変更前に、松下プラズマの立地を発表 一方、数万平方メートルの大規模な工場立地のための土地がないかどうか、昨年春頃から市に問い合わせがあったとのことです。 そして、「まち交流拠点地区」に工場立地ができるよう、市として都市計画の変更を審議会で審議していく前の段階の今年1月に、松下が、世界最大のプラズマ(PDP)工場を立地すると発表してしまいました。 そして2月から審議がはじまり、4月27日の尼崎市都市計画審議会で、地区計画を変更する都市計画案がいよいよ議決されることになりました。 本来なら、「まち交流拠点地区」の土地利用をどうするか、私の提案もそのひとつとして、都市計画審議会では白紙状態で議論されるべきであるのに、松下プラズマ工場が立地する発表されてしまった、あたかも既成の事実のようになった経過のもとで、松下の立地に賛成か反対かということになってしまったわけです。 「まち交流拠点地区」の土地利用について、検討の努力が足りないのは問題です。 しかし一方で松下PDPが立地するとすでに発表されています。 私たち議員団としては、立地により市内中小企業への波及効果もあり、雇用その他に波及効果もあることから、松下の立地に反対できない状況でもあります。 以上から、本件は採決に加わらず、退席しました。 地球温暖化 → 田村征雄ホームページ「環境のページ」の項 参照願います。 |
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